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みえ介護グローバル協同組合 事務局です。
昨年の11月30日から新規外国人の入国禁止措置が継続されていましたが、2022年3月1日から入国制限が緩和され新規外国人も入国できるようになりました。しかし、コロナ前のように誰でも入国できるわけではなく、入国者健康確認システム(ERFS)に事前登録をして受付済証を発行しなければなりません。その登録ができる2月25日は朝からERFSに登録する内容を確認し、時間になってすぐに情報をアップロードしました。1年以上いつ入国できるのか気をもんで待っていた気持ちとはウラハラにトラブルなく順調に受付済証が発行されました。
続いてビザの発給ですが、ベトナムではビザ発給申込はメールでの受付となっておりこれまた順番待ちとなってしまいました。ただ、幸いなことにみえ介護グローバル協同組合で入国待機していた実習生は全員3月22日までにビザが発給され、出国前PCR検査を受けて3月27日に中部国際空港と羽田空港に無事到着することができました! 3月27日時点でベトナムは日本国の水際対策指定国になっていますので、3日間の検疫所指定の隔離となります。空港で組合職員と実習生は会うことなく指定隔離場所へ移動して行きました。当組合では政府指定場所隔離下での受入は初めてだったのでどのホテルに入ったか実習生とSNSで確認しながら、11名は合計4カ所のホテルで待機となりました。なるべく早く各施設様へ配属できるよう入国翌日からオンラインでの入国後講習開始です。さて、隔離最終日の3日目は朝からPCR検査を受け、陰性であれば昼過ぎに隔離解除となります。隔離解除場所は到着空港と確認していましたが、何時に空港着となるかは当日までわからず、1時過ぎから組合の代表理事は羽田空港で待機していました。同じホテルでも到着時間が違い、全員が揃ったのは4時過ぎ。4時半に羽田空港を出発して三重県についたのが夜11時前でした。お疲れさまです…。
翌日からすぐに講習を再開し、現在も全員元気に講習を続けています!!
長い人ではN4合格から2年近く入国を待ちました。途中にはベトナムではコロナ感染拡大により全土でロックダウンがあり、経済的にも厳しくなった実習生もいました。実習生は日本へ行きたくても家族の反対があったりで、組合やベトナム駐在事務所スタッフそして送出し機関と、チームで実習生や家族を励ましながら入国までたどり着きました。これから3年間、実りのある実習になることを願いながら、サポートして参ります。